とにかく炭水化物を摂ることをすれば、胃腸の吸収力が弱くない限りは、誰でも太ることができる…と言われています。
しかし!
炭水化物と聞いただけで(はぁ…)とため息が出てしまう人もいます。
炭水化物は、血糖値を上げる?
炭水化物のお米やパンなどを食べると、糖質の影響で血糖値が上がってしまうので、糖尿病予備軍を含めた糖質制限中の人は、無制限に食べるわけにはいきません。
- 家系的に糖尿病になりやすい人
- 糖尿病予備軍の人
- すでに糖尿病で、糖質制限をしている人
”血糖値の上昇が怖い人”にとって「とにかく炭水化物を摂れば太れるよ!」というアドバイスは役に立たないんですよね…。
ちなみに私は、父と母と祖父が、全員糖尿病という華麗なる一族でした(笑)
なので、(たくさん炭水化物を食べられない=私は太れないんだ…)とずっと思っていました。
しかし、色々と調べているうちに”血糖値の上昇を抑えながら太る方法”もあることを知り、そして実際に私が実践して特に問題ありませんでした。
デリケートな問題なので(もう絶対に血糖値は上げられない!)という方は、自分の血糖値をよく確認しつつ、やってみるのが良いと思います♪
血糖値は、炭水化物で必ず上がるわけではない?
私はこれまで「炭水化物=ご飯やパン、パスタなど=血糖値は必ず上がる」と思っていました。
どうも、そういうわけではないみたいですね(^^;
私たちが想像する「ザ・炭水化物」に、血糖値をあげやすい糖類が入っているだけで、中には血糖値をあげにくい糖もあるみたいなんです。
甘いもの好きは果物を
「果糖」と呼ばれる種類の糖は血糖値の急上昇を抑えてくれます。
例えば、リンゴや梨などは確かに甘いんですが、これらの果糖はお米などに多く含まれているブドウ糖と比べて、血糖値は五分の一ほどしか上昇しないみたいです。(参考:くだものに対する誤解を解く)
「でも、本当に果糖で太れるの?」
「どうせ、お米とかには叶わないんでしょ?」
そう思われるかもしれませんが…実はそうではなく、むしろ果糖のほうが中性脂肪に変わりやすく、太りやすいとのことです。(参考:ドクター江部の糖尿病徒然日記)
血糖値をなるべく上げずに太るには、果糖が多く含まれている炭水化物を食べるということになります!
果糖がとれる果物は、血糖値をあげずに太れる?
そのとおり、理論上はそうなります。
ただし、難点もあって、果糖が多く含まれている果物は、総じてタンパク質や脂質などの炭水化物以外の「太るための栄養」が少なすぎるんです。
例えば果糖が特に多いリンゴをまるごと一個食べたとしても、タンパク質は0.6g、脂質は0.3g程度しか取れません。
これでは、食べ物で太るには少なすぎます。
なので、個人的には糖質が少なく、タンパク質や脂質が豊富な、お肉(牛・豚・鳥など)を意識して取るのがオススメです。
ただ、牛肉と豚肉は糖尿病のリスクを増やす、という記事もこちらで見つけたので、不安な方は鶏肉をお勧めします…。
果物と肉!これが、血糖値をあげずに太る基本だと思います♪
糖尿病が気になる人には、プロテイン”もある
- 果物やお肉を意識した食事をしたのに太れなかった…
- お肉や果物を意識して毎日食べるのが難しい…
そんな方は、プロテインを試してみてください。
栄養バランスを重視したプロテインは、果物に含まれる糖質と同じ「果糖」が使われていますので、血糖値をほとんど上げません。
私は、お肉を食べるとお腹が痛くなったり、下痢をしてしまうタイプだったのでプロテインを飲んでいました。
自分に合うプロテインで血糖値をコントロール
プロテインは価格も安くはないので、毎日のようには飲んでいません。
少しトレーニングをしていた時期ですが、私の場合は2週間くらいで、鎖骨とあばらが少し目立たなくなっているのがわかりました。
前は鶏ガラみたいだったのですが、筋肉が付いたことで脂肪も付き、なんとなく”ムチッ”というか…。
血糖値を上げずに太るには、食事の栄養バランスを考えなくてはなりません。
通常の食材ですべての栄養をバランスよく用意するには限界があります。
たくさん市販されてるプロテインの中から自分に合ったモノを選んで、糖質をコントロールして太るには良いプロテインに巡り会えることも重要ですね。