太れない体質の人が体重が増えたという成功例には、何かのきっかけがあります。
その中には意外なものも多く、ちょっと珍しいものを集めてみました。
ここでは「コレを食べれば太る」と推奨しているわけでなく、太る方法として食べる量や食欲が増すきっかけになればと紹介しています。
太る方法を探している方のヒントになればうれしいのですが…。
昔からの日本食
日本人ならそのDNAを引き継いでいるので、日本古来の食材、味付けが思いがけず体に合うかもしれません。
よく言われる「食わず嫌い」で、食べてみたら「ハマっちゃったー!」ということもあり得るかもしれません。
カロリーの高い食べ物を食べて太ろうとすると健康を害しますので、負担がかからない日本食を試してみましょう。
漬物
漬物も浅漬けなどオーソドックスではなく、ぬか漬けや粕漬けなど、ちょっと変わった漬物に挑戦してみてはどうでしょう?
漬物はしょっぱくて塩分には要注意ですが、食べるときに塩抜きしたりして塩分の摂り過ぎには気をつけましょう。
発酵していて乳酸菌も豊富に含まれており、地域によっていろいろな味があり、もの珍しさで結構食べれますよ。
私の場合、昔は一切食べなかった茄子漬けが、今や大好物でまさに食わず嫌いでした…。
おでん
おでんには、関東炊き、静岡や京都、九州によって、いろいろな味があるので試食してみましょう。
静岡の黒おでんや黒はんぺんは変わっていますよね。
おでんも地域によって、かなり味、出汁やタネが変わります。
時代劇でもたびたび食べられてるおでんは古くから親しまれており、日本人の好みに合っているはずで、好きな味があればたくさん食べれるはずです。
焼き芋、干し芋
女性に人気なのが焼き芋で、ホクホク焼きたてで食べると幸せですよね。
この頃は、スーパーでも焼き芋を売っていることがあります。
甘くておいしいサツマイモは、焼き芋だけでなく干し芋としても人気です。
干し芋も保存食なので日本に古くからあり、千葉県や茨城県で12月や1月が干し芋の旬のようです。
私も好物ですが、食べすぎると胸焼けしたりしますので、無理は禁物です。
干物
伊東や熱海などに行くとサバやアジの天日干しなど干物が売られてて、熟成されててうまみが増してますよね。
干物の値段はピンキリですが、意外にもおいしさに差があるものです。
するめや乾物など、島国日本の魚介類の干物加工品はとてもたくさんの種類があります。
プランター菜園の野菜がきっかけ(体験談)
巣ごもりで人気の家庭菜園は、都会のマンション暮らしだとプランターがせいぜいです…。
小松菜、ニンジン、ししとう等々、なんでも良いのですが、菜園で自分で収穫したせいなのか、食生活を野菜中心に変えることができたという方の体験談です。
トマトがきっかけに
野菜嫌いではないですが、なかなか食べようという気にならず、ドレッシングや見慣れない野菜など色々試しましたがどれもイマイチでした。
私の場合はトマトを食べると、まず、お通じの良さにびっくりで、それまで便秘がちだった私が、こんなに出るの?というくらいでした。
便秘解消で肌がキレイに
便秘解消で一番嬉しかったことは、肌がかなりキレイになり、以前とは肌質がまるで変わり、ファンデーションは1トーン明るくなりました。
以前はいつもあったくすみが無くなり、肌にツヤが出てきました。
軽いアレルギー体質の私は、春などの花粉症で手肌が荒れたり、湿疹がでたりします。
これは私だけかもしれないですが、トマトのおかげで腸内環境が良くなり手肌の荒れが軽くなった気がします。
アトピー性皮膚炎もアレルギー体質が原因で、腸内環境とも関係があるとの情報をネットで見かけたことがあります。
野菜は熱に注意
トマト信者になった私は、確実にトマトきっかけで体質が変わった実感があります。
ネット情報とかでもたくさんありますが、野菜やフルーツには加熱に弱い栄養素も多くあるようです。
酵素もその一つですが、せっかく野菜嫌いが食べれるようになってきたのなら、少しでも多くの栄養素を摂り入れたいものです。
サラダばかりはキツいですが、野菜のメニューを考える時に少し頭に入れておいてください。
生で野菜を食べる方法はネット検索すればいっぱい出てきますよ!
自分で作った作物だからか?
トマトがきっかけになりましたが、体質が劇的に変化することを実感しながら「自分で作った野菜はおいしいなぁ…」とあらためて感じました。
今までは野菜は買うものだと、無頓着すぎただけなのですが…。
とにかくプランターでも鉢でも、自分で作る野菜は特別においしく感じるのです。
当然、無農薬で体にもやさしいので、健康に気をつかう方にもおすすめです。
東洋医学の漢方薬
ドラッグストアで種類が多くなってきた漢方薬は、副作用のリスクも少なく、東洋医学の効果があらためて見直されています。
その胃腸薬や漢方薬について考えてみたいと思います。
長い歴史がある東洋医学でも「太りたい人専用」の漢方薬はありませんが、漢方薬は相性がいい人にとっては、効果が期待できますから心強いですね。
食欲増進、吸収促進のための漢方薬
漢方薬で太る方法はありませんが、「食欲を増やす漢方」や「食べた栄養の吸収を助けてくれる漢方」はあるようです。
古来の先人たちも、病気予後の回復時や”痩せすぎ”で苦労した方々がいるのですね…。
安中散(あんちゅうさん)
食事をすると胃痛や腹痛がしたり、胸やけ、ゲップが出てしまう人や食欲がない人に。
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
日常的にストレスを感じていたり、気分がふさぎ込んでしまって食欲がない方に。
半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
食べると胃痛や胸やけがする、食欲がない、下痢をしてしまう方に。
補中益気湯(ほちゅうえきとう)
胃下垂の方で暑い夏バテなどで、痩せてしまう方に。
六君子湯(りっくんしとう)
食べると胃が痛くなる方、胃下垂の方や手足に冷えがある方に。
漢方薬効果は3カ月後に
漢方薬は、 ご存知の通りどんな効能においても劇的な効果は期待できず、最低でも3カ月以上は飲み続けないといけません。
西洋医学の薬と比較すると漢方薬の場合は、「太りやすい体質改善のきっかけづくり」というところでしょうか。
漢方薬を飲むタイミングは、基本的に食前・食後ではなく空腹時に飲みます。
とぉ~っても苦い漢方もあるので、そのあとの食事の食欲を失わないように( ̄▽ ̄)
漢方薬の副作用は?
漢方薬は薬ですから、副作用がでることもあります。
一般的な副作用として多いのは、
- 発疹・発赤
- かゆみ
- 腹痛
- 頭痛
- めまい
- 嘔気・嘔吐
などです。
重症な副作用としては、冷や汗、血圧低下、脱力などがあり、アレルギーや体質も影響しますので、漢方薬だからと軽視せず、思い当たる症状がでたら服用をやめましょう。
漢方薬で食欲増進があるかも
漢方薬は、人によっては、体質改善、食欲増進、病気予後改善など、多くの良い効果が報告されてます。
あらためてですが、太るためには食欲がとても重要で、胃腸のはたらきを整える手段の一つとして、漢方を考えておきましょう。
食べ物の栄養吸収が良くなることも期待できますしね。
市販薬で多くの種類の漢方があります。
自分に合った漢方が見つけられて、食欲増進で健康的に太ることができるよう願ってます。
あなたのきっかけを探してみては…
- 古来からの日本食
- 家庭菜園の野菜
- 漢方薬
と、太るために食欲が増えたり、たくさん食べれるようになった「きっかけ」を紹介してきました。
日本各地の漬物やおでんをネットで探したり、家庭菜園は今の巣ごもりに合っていて、すぐにでもはじめられそうですね。
野菜中心にして健康的な体型になることは多くの人の目標で、トマトが体質に合って便秘解消し肌がキレイになったりする効果があるなら食べてみますよね。
野菜嫌いはなかなか食べることができませんが、自分で作る野菜というところに、変わる秘密がありそうです。
ドラッグストアによっては、最近は漢方薬のコーナーもあります。
東洋医学は見直されてて、3カ月と少し気長ですが飲み続けてみるのもアリですね。
皆さんも何でもいいから”太る方法のきっかけ”になるようにいろんな食材を食べて挑戦してみてください。
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