体重を増やしたい、グラマーな女性らしい体になりたい、男らしい分厚い体になりたい…
そのために食事は何を食べれば良いのでしょうか?
どんな食生活が効率よく太れるのか?
効率よく太るための食べ物を整理してご紹介します^^
- 効率よく太れる食べ物
- 意外と注意な食べ物
- よくある太る食べ物・飲み物の疑問
太るために、ちょっと気を付けたい食べ物
”太るためにちょっと気を付けたい食べ物”は、胃腸の調子を悪くしてしまう食べ物です。
太りにくいのは、何らかの原因で胃腸の働きが正常ではなく、消化吸収力が弱いです。
食欲もわかないし、栄養をしっかり消化吸収してくれないので、いくら食べても反映されないわけです。
では、どんなことが胃腸の働きを妨げているのでしょうか?
胃腸は冷やさない!
手足が冷える「冷え性」は胃腸も冷えてて、自律神経が温めるのは胃腸を優先しているせいでもあります。
冷たい飲み物はさらに体を冷やしてしまい、胃腸の働きを低下させ調子も悪くなってしまいます。
血行を良くするという意味でも、胃腸を冷やすことはいけません。
果物や生野菜、特に南国の果物は体を冷やし、胃腸を不調にさせてしまうことがあります。
乳製品やストレスも
牛乳は栄養がありますが、飲み過ぎは体質により消化不良や下痢などを引きおこします。
脂物も同様ですが、胃腸の負担を考えて乳製品の摂りすぎに注意しましょう。
また、「胃が痛い…」などとよく言われるストレスも、胃腸の調子を狂わせる原因です。
解消方法を見つけて休息をとりリラックスすると、胃腸の調子も良くなり食欲がわいてきます。
とにかく太る食生活は?
太る方法を考えている私たちからすると、体格のいい人(太れている人)は、どのような食生活をしているのでしょうか。
簡単に言うと、太れる人たちはこんな状態です。
- 糖質(炭水化物)をたくさん食べてる
- 食べて余った糖分が脂肪につく
- 脂肪を消費せずに、また食べれる
とにかく炭水化物だけを食べればいいの?
ドカ食いして太っている人の真似すればいいのか?
痩せている私たちには、簡単に真似できないことは明らかで、太れない私たちが真似するとお腹を壊してしまいます。
痩せすぎの人が脂肪だけつけようと思って炭水化物ばかり食べても、あんまり太れないですし、お腹だけポッコリの変な体型になり、太れてもすぐに元に戻ります。
炭水化物+タンパク質+運動
それに炭水化物ばかりによる血糖値の急上昇も、健康的には良くないです。
なので、炭水化物だけでなくタンパク質も一緒に取ることが大事です。
そして、少し運動すること。
炭水化物&タンパク質&運動!
これが、太るためには大事です。
でも、糖質が気になるんだけど…
太りたいからといって安易な糖質の大量摂取は危険で、高血糖は糖尿病などをはじめとする様々な病気の原因となります。
太る方法は健康的、計画的に体型を気にしながら、食べ物を選びましょう。
太りやすい高カロリーな食べ物と飲み物は?
具体的に高カロリーな食べ物といえば、
- ピザ
- カレーライス
- カツ丼
- ハンバーガー
- フライドポテト
- カルボナーラ
- ナッツ類など
- 菓子パンや砂糖
- 生クリームがたくさんはいったドーナッツ
など、調べればまだまだあります。
高カロリーの飲み物とは、
- 甘いアルコール類や乳製品が入ったもの
- 油をたくさん使っているもの
- お砂糖がたくさん入っているジュース
などでしょうか。
甘い飲み物は、飲むとすぐに血糖値が上がってしまい、脳に「糖分が入ってきたー」という情報が伝わります。
その結果、満腹中枢が刺激され(お腹いっぱいだな~)と勘違いして、その後の食事が進まなくなりますのでおすすめできません。
油をたくさん摂れば、太れる?
油脂類はカロリーが高いですから、理論上は太れます。
でも、そうそう簡単にゴクゴクと飲めるものではありません。
たとえ飲めたとしても毎日は飲めないでしょうし、脂質だけで健康的に太れません。
ジャンクフードなど、カロリーの高いものを食べれば太れる?
食べた量(カロリー)よりも消費カロリーの方が少なければ、毎日の積み重ねで体重は着実に増えていきます。
しかし、カロリーだけにこだわり過ぎて、栄養バランスを考えないとアンバランスな脂肪のつき方となり、体型がカッコ悪くて服が似合わず、健康的には太れません。
何でもたくさん量を食べれば、太れる?
たくさん食べて胃袋を大きくするという意味では、大量に食べれるようになって、結果的に太れるようになるかもしれません。
でも、太るときには量だけではなく、栄養バランスやカロリーも重要になります。
なので、単純に「たくさん食べる=太る」とはなりません。
健康的ではないと意味がないので、何を食べるかも大事ですよ!
食べる時間やタイミングは?1日に何食?
「大相撲の関取は太るために一日一食…?」など諸説ありますが、ここでは”健康的に太る”ため、基本的に三食はしっかりと食べましょう。
胃袋の大きさは決まっているので、現実として一食で摂れるカロリーには、限度がありますよね。
一度にたくさん召し上がれない方もいると思いますので、食事の回数を4~6回に分けて食べるという方法がおすすめです。
やっぱり、寝る前は食べない
寝る前ギリギリまで食べ続けるのは、翌朝の胃腸にも影響を与えてしまうので、おすすめできません。
消化するのには胃だけでも3時間はかかるそうなので、寝る前に食べると胃が就寝できません。
翌朝に胃が夜中の消化でくたくたに疲れていて、朝食どころではなく、食べても高パフォーマンスで吸収できないのです。
1日1食や1日2食でも、太るコツは?
食事は一日三食を摂りたいところですが、どうしても忙しくて食べる時間がないという方は、カロリーメイトやスニッカーズのような、手軽に間食できるものを持ち歩いてはどうでしょうか。
コンビニやドラックストアに行けば、ウィーダーなどゼリー状の栄養補助食品もたくさん販売されています。
これらの栄養補助食品は、バランスも優れてて味がおいしいものも増えてきました。
食欲が増す方法とは?
やや、味を濃い目にしたり、香辛料を上手く使ってみましょう。
唐辛子、山椒、パクチーなど香野菜も食欲を促進させます。
適度に食前酒を飲むのも、食欲増進となります。
キムチ・納豆・チーズ・ヨーグルト・ぬか漬け・味噌・醤油などの発酵食品を上手く使うのも、体にとても良いことです。
見た目がキレイに盛り付けられていたり、温度や香りも食欲がわいてくる要素となりますので、適時適温を心掛けましょう。
太るための一日のカロリーの目安を体重別に教えて!
7000kcalで体重は1kg増えると言われています。
一日に必要なカロリーは以下のとおりです。
体重別というよりは、どれだけ余分に食べられるかが、大事ですね。
7000kcalだと大変なので、一割の700kcal余分に食べるごとに100g体重が増える、と覚えておきましょう。
700kcalは、牛丼の並盛くらいですね。
理論上は、これを毎日余分に食べると1カ月で3kg体重が増える計算になります。
ご飯ひと口から実践しよう!
運動量や年齢、性別によっても必要なカロリーには個人差がありますが、まずは、毎食1~2口ご飯を多く食べるように心掛けて下さい。
ひと口と言っても個人差がありますが、例えばひと口のご飯が20kcalだと仮定します。
20kcal×2口×3回(3食)=120kcal(1日のカロリー増加量)
120kcal×30日間=3600kcal(1カ月で3600kcalを多く摂取することになる)
7000Kcalで体重1kg増えますので、2カ月続ければ体重は1kg増えます。
「2カ月で1kg?少なー‼」と思う方もいると思いますが、1年で6kg体重増加になる計算です。
今まで全然体重が増えなかった方が、1年で6kg増えるのはどうですか?
すごくないですか?!
何を食べたら太るのか?というよりも、いつも食べている量より1口でも2口でも多く食べる、ということです。
太れる、おすすめのメニューは?
たくさん食べれるようになってきたからといって油断せずに、胃腸の消化にできるだけ負担のかからないメニューを意識してください。
胃腸の吸収力が弱く太れない人たちには、焼き肉やアルコール、脂物は、まだまだ早いです。
以下のようなメニューがカロリーもそれなりにあり、胃腸にやさしいのではないかと思われます。
- 鍋焼きうどん
- にゅう麺
- 雑炊
- ドリア
- グラタン
- パスタ
できるだけよく噛んで食べるようにすると、胃腸の負担が減らせます。
とにかく、効率よく太るためには胃腸のご機嫌を窺い続けることが大切で、吸収のためにしっかり働いてもらうようになるまで努力しましょう。
デリケートな胃腸もいたわっていけば、必ず消化吸収のために働いてくれるはずです。